スーパートレイル「御小屋山周辺」　１１．０６．１０
　八ケ岳スーパートレイルの調査を兼ね、御柱の山：御小屋山に登ることにした。原村の自然文化園をスタートにすると、丸山地区別荘地ー虎姫神ー美濃戸口ー原村自然文化園と一周コースで、回れるため、このコースを歩いてみた。
自然文化園を、８：４５スタート、八ケ岳に向かって車道をひたすら歩く、丸山別荘地のログハウスを眺めながら、船山十字路まで、７０分の単調な道だ。別荘地から降りてくる車とすれちがいながら、沿道の木々を眺める。最近木にすこし興味がわいてきているので、単調な道もまた、楽しさを見つけることが、できる。船山十字路の手前で、車が私たちを追いこしていった。
　船山十字路に着くと、先ほどの軽乗用車から、女性が一人おりてきて、私たちと同じ方向に歩きだした。声をかけるとその人は、自然監視員をしているとのことで、今日は、植物を観察に来たと言っていた。ちょうど、白い花が咲いた木が気になっていたので、聞いてみると、「エゾノコリンゴ」という木らしい。
　スーパートレイル折り返し地点の虎尾神社には、１０：４５に到着した。ここからは、スーパートレイルの道ではないが、せっかくだから、御小屋山まで、ゆくことにした。道は、ここから御小屋山頂上まで、急登が続く。山頂には、１１：４０に到着。弁当を食べ、１２：１０出発。周辺の木々は、御柱に使えるほどの太い木はみあたらない。
帰りは、先ほどの急登が、下りとなり足に負担がかかる。虎姫神社をすぎて少ししたところを、右に入る。ここは、従来の登山道ではなく、スーパートレイルのために、刈りこんだ道のようだった。少し登ると、行きどまりかと思いきや、左側を見ると、林の中に細い踏み跡を発見。これを進む。低い笹藪で、ゼンマイとシダの群落に目をとられると、道がわからなくなるので、赤、白、青の朽ちて色の変わったテープとスーパートレイルの標識をたよりに歩く。山なれていない人だと、たぶんわからないような道である。１０分ほどこの解りにくい道を歩くと、三井の森中央高原別荘地に出る。ここから右に迂回して、美濃戸口のほうへゆくのが正解だが、別荘地の道を直進してしまったために、そのまま別荘地内を延々と歩くことになった。そして、スタート地点の自然文化園に到着したのは、１４：２５だった。
感想：この区間のトレイルコースは、車道が多くまた、展望も虎尾神社のみで、地味なウオークとなる。

コースタイム：　行動時間５時間４０分，歩行時間５時間１０分（スーパートレイル区間は３時間５０分）

スタートは原村自然文化園	しばらく車道歩き	虎姫神社への道
虎姫神社（石碑のみ）	虎尾神社裏手からの眺め （唯一の眺望地点）	樹林体を歩く
御小屋山頂上	三角点	財産区の杭が目立つ頂上
帰り道	虎尾神社を過ぎた右折地点	ここを少し登る
左へ入る道	テープと標識を見落とすと判別しにくい道	１０分ほどで、別荘地に出た